にじさんじ2期生として2018年3月にデビューした文野環さん。猫耳を生やした愛らしいビジュアルとは裏腹に、予測不可能で自由奔放な配信スタイルで多くのファンを魅了し続けています。「にじさんじの野良猫」として親しまれている彼女ですが、その破天荒ぶりは時として「やばい」と言われるほどです。
特に話題となったのが、配信中にトイレに行きながら配信を続けた「トイレ配信事件」や、なぜかロシアで大ブレイクしてチャンネル登録者数が急増したという出来事です。また、前世や中の人についても多くの憶測が飛び交っています。
今回は、文野環さんの前世の正体から、ロシアでの人気爆発、そして伝説となった様々な「事件」について詳しく調査してみました。彼女の魅力と共に、なぜこれほどまでに話題になるのかを探っていきましょう。
文野環の前世は配信未経験者?
理由1:通信環境が整っていない中でデビュー
文野環さんが配信未経験者であるとされる最も大きな理由の一つが、デビュー当初の配信環境の粗末さです。
2018年3月16日に初配信を行った際から、配信環境は決して良いとは言えない状況でした。
特に印象的なのが、デビューから2周年を迎えた2020年になってもポケットWi-Fiを使用していたという事実です。
一般的に、配信者として活動していた経験がある人であれば、ある程度の配信環境を整えることが多いものですが、文野環さんの場合はそうではありませんでした。
また、配信が途中で落ちたり途切れたりすることもしばしばありますが、その状態のアーカイブに手を加えず、そのまま残すことが多いのも特徴的。
これは配信に慣れていない証拠とも考えられます。

他にも、実家で配信中に”声がうるさい”と妹さんが乱入。
配信中に姉妹ケンカをはじめるという前代未聞の放送事故を巻き起こしたことも!
理由2:動画配信者の暗黙のルールを知らない
文野環の前世がない理由に「動画配信者の常識がない」って挙げられてるの笑うしかないんだけどwwwww
— 小夜くん (@sayotin) May 12, 2021
配信者として活動した経験があれば、自然と身についているであろう「暗黙のルール」を知らない様子も、前世がない証拠として挙げられています。
例えば、配信中の突発的な行動や、視聴者とのやり取りの仕方などが、経験者とは明らかに異なっているのです。



有名なエピソードの一つが、『月ノ美兎さんに対してアンモニア委員長と言ってしまった』事件。
通常、Vtuber界では先輩配信者を敬うのが業界の慣行ですが…
文野環さんは容赦ありません!
文野環さんの配信を見ていると、良い意味でも悪い意味でも「素人っぽさ」があり、それが逆に新鮮で魅力的に映ることも多いのかもしれません。
配信者としての「テクニック」よりも、自然体での魅力を全面に押し出したスタイルは、配信未経験者ならではの特徴と言えるでしょう。
理由3:オーディション合格の理由が面白感だった
にじさんじのオーディションに関するエピソードからも、文野環さんが配信未経験者であることが伺えます。
文野環さんがオーディションで評価されたのは、配信技術や経験ではなく、その独特な「面白さ」だったとされています。



二期生の選考を担当したのが、当時のいちから㈱のCOOを務めていた岩永太貴さん。
のちのちのインタビューで”面白感”で選考したことを告白しています。
常識を逸脱したような行動や配信スタイルが、にじさんじのオーディションで高く評価された可能性があります。これは、技術や経験よりも個性や魅力を重視するオーディションだったことを示しており、文野環さんの持って生まれた天然の面白さが評価されたと考えられます。



オーディションで”特技を披露してください”といわれて、アナと雪の女王の「とびら開けて」を一人で2パート分歌ったというエピソードもファンの間ではお約束です。
文野環は顔バレしてる?中の人がヤバい美人って本当?
文野環の顔バレ画像はある?
文野環さんの顔バレについて徹底的に調査しましたが、現在のところ確実な顔バレ画像は見つかっていません。
にじさんじ2期生のオーディションに参加していたことは確認されており、当時のオーディション応募動画を配信で公開したこともありますが、顔は映っていませんでした。



選考用に送った動画はASMR作品的な内容。
素顔のほか、容姿が分かるような映像は映っていませんでした。
ファンの間では様々な憶測が飛び交っていますが、公式に顔を公開したことはなく、確実な顔バレ画像も流出していないのが現状です。
文野環の中の人は美人さん?
顔バレ画像がない中で、「中の人が美人」という噂が立つ理由として、文野環さんの声質や話し方が挙げられます。
声が若々しくて可愛らしい印象なので、多くのファンが「きっと美人に違いない」と想像しているようです。
また、配信での知的な一面や、時折見せる大人っぽい対応なども、「美人説」を支持する材料として語られることがあります。ただし、これらはあくまで推測の域を出ず、実際の容姿については謎に包まれたままです。
文野環はロシアでバズったの?
文野環さんは、2024年頃にロシアで突然大ブレイクし、チャンネル登録者数が36万人に到達するという驚異的な現象を起こしました。この背景には、ロシア人YouTuberのCyborg Crabさんがロシア語で文野環さんの解説動画を制作し、それが現地で大ヒットしたことがあります。
Cyborg Crabさんの動画によって文野環さんの魅力がロシア人に伝わると、文野環さんの配信にロシア語のコメントが急増!
日本のファンからも驚きと戸惑いの声が上がります。
文野環さん自身も「蟹のビデオ」(Cyborg Crabさんのこと)について言及し、Google翻訳を使ってロシア語のコメントを理解しようと努める姿が印象的でした。
この現象は、日本のVtuberが新しい客層を開拓できる可能性を示しており、言語の壁を越えてエンターテイメントが共有される素晴らしい例となりました。



文野環さんの自由奔放な魅力が、国境を越えて多くの人に愛されることを証明した出来事ともいえそうですね。
文野環のヤバい炎上エピソードまとめ
文野環さんは、その破天荒な配信スタイルゆえに、過去に何度か炎上騒ぎを起こしています。主な炎上エピソードをまとめてみました。
一円玉溶解未遂事件
まず、「一円玉溶解未遂事件」では、料理配信中に思いつきで一円玉を溶かそうとし、貨幣損傷等取締法違反にあたる可能性のある行為を試みました。



奇想天外な行動で、コメント欄も大騒ぎに‼
幸い実際には溶解には至りませんでしたが、法的な問題を指摘する声が上がりました。
「洗濯バサミ乳首耐久配信」事件
次に、「洗濯バサミ乳首耐久配信」では、チャンネル登録者数20万人突破記念として、自らの乳首に洗濯バサミを挟んで耐久配信を敢行しました。
YouTubeの規約違反で即時削除されましたが、後に再審査でアーカイブが公開されました。



後遺症で炎症を起こし通院する事態となったそうです。
大量ポテチ当選事件
カルビーさんのキャンペーンでポテチが2434袋当たったwww
— 文野環🐟にじさんじの野良猫 (@nekokan_chu) November 10, 2018
これで1年は生きていける(確信) pic.twitter.com/hobfc5znYp
これは、やらかしというより純粋なハプニングでした。
文野環さんがCalbeeの懸賞に応募しポテトチップスを当ててしまったという事件です。
当時、Calbee公式Twitterは「ポテトチップス コンソメトリプルパンチ 3名様に欲しいだけあげる」キャンペーンを実施。
文野環さんは240袋程度で応募するつもりでしたが…



(文野環さんの記憶によれば)樋口楓さんに相談したところ、2434(にじさんじ)袋分で応募することを提案され、実際にその数で応募したそうです。
結局、総額40万円分のポテトチップスを受け取ることになりました。



当選したポテチは受け取ってから2年以上経過してからも食べ続けたそうです。
文野環のトイレ配信とは?
文野環さんの代名詞とも言える「トイレ配信事件」は、伝説的なエピソードの一つ。
”お腹が痛いけど出そうで出ないから、出そうになるまでトイレから配信する”という、自由奔放なスタイルの配信でした。



あろうことかミュートが間に合わず、生々しい音が配信に流れてしまったこともあり、視聴者を驚愕と困惑の渦に投げ込んだとして今でもレジェンド扱いされている、いわくつきの配信です。
本人は後に「エクスタシーを感じた」と語っており、その自由奔放ぶりがファンの間で語り草となっています。
文野環の前世がやばい美人!?ロシアで炎上したの?トイレ配信についても|まとめ
今回は、文野環さんの前世の正体から、ロシアでの人気爆発、そして伝説となった様々な「事件」について詳しく調査してみました。
リサーチして分かった内容をまとめておきましょう。
- 文野環さんの前世については確実な情報がなく、配信環境や行動パターンから配信未経験者である可能性が高いとされています。
- 顔バレについても確実な画像は見つからず、「美人説」はあくまで推測の域を出ません。しかし、ロシアでの人気爆発は実際の出来事で、国境を越えて愛される魅力があることを証明しました。
- トイレ配信事件をはじめとする様々な「事件」は、確かに炎上の原因となることもありましたが、同時に文野環さんの唯一無二のキャラクターを形成する重要な要素。常識を超えた行動が時として問題視されることもありますが、それも含めて破天荒配信者の魅力と言えるでしょう。
文野環さんは、2018年に声帯白板症という深刻な喉の病気を患い、一時期活動を休止していましたが、現在は完治し、元気に配信活動を続けています。その困難を乗り越えた強さも、多くのファンに愛される理由の一つです。
これからも「にじさんじの野良猫」として、予測不可能で魅力的な配信を続けてほしいですね。